今回は一つ前の記事でお知らせした造形代行サービスでご利用いただける素材を手短にご紹介いたします。

ではまずFDM(熱積層型)プリンターからのご紹介です。
素材名:ON (色:黒)
こちらはFDM(熱積層型)プリンターによる素材ONになります。
— A.switch,Inc. (@Aswitch_inc) June 13, 2022
熱耐性や対薬耐性、また強度もありながら寸法安定性に優れています。
使用用途に合わせて強度を高めることもできるので治具製品にそのまま使うことが可能です。 pic.twitter.com/oP4BkKcLx0
弊社で最も造形経験のある「ON」
一般的にFDMプリンターで使われるPLAなどとは一線を画す強度などを持ち
カーボン等を織り交ぜることで部品重量の変化を抑えてアルミニウムと同等の強度へ高めることも可能です。
他にも熱積層型では軽さが重要視されるものでは中を空洞にして軽量化
逆に重量がなければいけないのであれば充填率を上げて重量化、といった形で様々なものに対応できます。
続いて光造形で扱う素材のご紹介です。
素材名:SC(色:半透明)
素材サンプル完成致しました。
— A.switch,Inc. (@Aswitch_inc) June 10, 2022
こちらは光造形型プリンターによる素材SCになります。
透明度が高くテスト治具内部の確認や光学用途、流体構造の確認などに適しておりある程度の硬度も有しています。 pic.twitter.com/G86NlXcShE
こちらは光造形の基本となる材料で
もっとも微細なディテールを造形できる素材になります。
また磨くことにより高い透明度を出すことも可能で内部の確認が出来る保護カバーとしての使用や塗装などにも適性のある材質です。
素材名:DU(色:乳白色)
こちらは光造形型プリンターによる素材DUになります。
— A.switch,Inc. (@Aswitch_inc) June 16, 2022
ポリプロピレンを模した素材となっており割れにくくもある程度の柔軟性を持ち合わせています。
耐摩擦性や衝撃に対する抵抗力が高く繰り返し動く製品などに非常に適した素材となっております。 pic.twitter.com/fK0mmovIzk
特徴は何といっても割れにくさですが柔軟性も持ち合わせております。
耐摩擦性や衝撃に対する耐性を持ちスプレーのトリガー部分の様に何度も繰り返し動かす製品などにご活用いただけます。
素材名:T2(色:グレー)
こちらは光造形型プリンターによる素材T2になります。
— A.switch,Inc. (@Aswitch_inc) June 20, 2022
硬度及び弾性係数が高くなっているため負荷がかかっても変形などがしにくくなっています。
主に硬度が必要な部品やたわみ、変形を抑えなければならない治具に使われます。 pic.twitter.com/b5djFjqIQK
こちらは前述の二つに比べ硬度、弾性係数が高い素材です
負荷がかかるような部品でも変形などのトラブルが起きにくくなっており
硬度が必要な部品やたわみ、変形を抑えたい部品に是非使用したい素材になっております
素材名:EL(色:半透明)
前回ELで造形したアヒルのワークは薄型の立体形状でしたがプレート状のパーツもしっかりと柔軟性を保つことができます。
— A.switch,Inc. (@Aswitch_inc) July 12, 2022
使用素材:EL#3Dプリンター#3dprinter pic.twitter.com/70wsjwMYAw
動画をご覧頂くとわかりやすいのですが非常に柔軟性のある素材となっており
弊社は固有の技術を生かし造形精度や二次加工にも長けているので本素材だけの使用ではなく他素材と組み合わせて製作することも可能です。
A.switchではこれらの素材を用いて製造業の中で3Dプリンターをもっと身近なものにしていくミッションを掲げています。
さて、ここまで5種類の素材をご紹介しましたが文字や写真などだけでは伝わらないことがたくさんあります。
実際に素材を触ってみると見ただけでは思い浮かばない様々なアイデアが出てくることもあると思いますので
まずはサンプルを触るところから造形代行への一歩を踏み出してみませんか?
HP最下部からのお問合せをお待ちしております。
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